こんにちは!天壌です。
今日は講座のお話を。
実は私、講師をしています。
オンラインでマンツーマンのデッサン・イラスト講座を開講しています。
今回受講生さんが記事掲載OKでしたので特別に公開します!(普段は非公開です)
今日の受講生さんはりっぱさんです。
1時間の講評コースを受講で、3点のデッサン・スケッチを持ってきてくれました!
※受講生さんの許可を得て画像を公開しています。この記事を切り取った無断転載・無断使用はご遠慮ください。誰かに紹介する場合はURLの共有でお願いいたします。
全体的にしっかりと形が取れていますね!
普段日本画の作品を描かれているので、アウトラインの形を取る力がとても素晴らしいな、と感じました。
さて、添削です。
おそらく時間が足りなかったのかな?もっと描き込める部分がありますね。
描き込みが足りずに立体感が無い部分です。
勿論全体的に手を入れればもっとずっと良くなりますが、今は次に手を入れるべきところで絞ります。
さて、どこでしょう?
答えはここです!↓
元々人さし指から小指への意識はとてもできていて素晴らしいので、忘れがちな手首・そして親指は手前に出てくるのでもっと描いていって良い部分です。
この2箇所を描いてみて、バランスを取ってみるともっと素敵なデッサンになりますよ🌸
さて、2枚目は・・・
こちらです!↓
今度はタッチ全体が薄かったので、物体・モノとして存在感が薄くなっていました。
手首の影の位までタッチを追加していってみましょう。
親指はおそらくこの位置だと握りづらいので、少し握りやすい位置に調整してみましょう。
全体の形を整えれば良い作品が完成しますよ。
頑張って!
さて3枚目は?
こうです!↓
服のシワに意識が行ってしまったかな?でもシワの描写はとても素晴らしいですね。
難しいポーズを選んで描いているところもとても良いです!
色もパステルカラーで綺麗です。
あとは自然に見えるように描く意識をすることです。
肩が上がってしまったので下げてあげて、足の設置面を安定させてあげましょう。
作品として仕上げる場合、壁に寄りかかっているようなシーンにしても面白そうですね。
色々な工夫ができそうです。
こんな内容を1時間で添削しました。
りっぱさんは既に力を持っている作家さんですが、技術向上の為に受講してくださいました。
見ていてもっと良くなる種を持っているので、沢山花開いていくと嬉しいです!
受講、お疲れ様でした!
(本や動画では難しいことですが)自分の絵を指摘して見てもらうことは最初は怖いかもしれません。
しかし絵は見てもらって何度も見直していくことで磨かれて行きます。
ぜひステップアップしたいと思った時や初めてで何から始めたらいいか迷ったら、講座受講をご検討ください。
マンツーマンのデッサン・イラスト講座を随時開講中です。
以下のページからお申し込みください。
どうぞ宜しくお願いいたします!